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副腎疲労とは

副腎とは


腎臓の上にあるわずか5g程度の組織ですが、自律神経や動脈が沢山入っています。ホルモン分泌や血液のPhを保つ、抗炎症作用、抗アレルギー作用、血糖値を高める(糖新生)作用があります。


環境変化、精神的ショック、外傷、細菌感染、出血、酸素不足、中毒に対して副腎皮質が反応して人体の抵抗力を増進させます。


特に重要なのは「抗ストレスホルモン」を分泌する事です。多様なストレスを人間は脳で感じます。そうすると脳は副腎皮質ホルモン(コルチゾール)を分泌してストレスに対抗し、ストレスが緩和されます。

しかしストレスが毎日、長期化し、逃れられないストレスや睡眠不足や食生活の乱れ、栄養不良等で副腎がその処理能力を越えて疲労してしまいます。
副腎は枯渇し、ストレスに対抗出来なくなります。



そうなると抗ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌がされずに様々な症状が起こり、
慢性的な健康障害に陥ります。うつ病はこの状態であることが非常に多いです

また、糖質やカフェイン、塩分の過剰摂取、喫煙や栄養素(ビタミンC、ビタミンB、マグネシウム等)の不足でも副腎は疲労します(副腎疲労している人は糖質、カフェインを欲しがります)


医療現場での「副腎機能不全」とはアジソン病と言われ、症状は低血糖・低血圧・脱力感・疲労感・体重減少・嘔気・寒気などうつ病によく似ています。
このアジソン病の場合は投薬による治療が必要で内科的領域です。

アジソン病程ではないが、副腎の抗ストレスホルモンの分泌低下が副腎疲労では起こります。

副腎疲労の主な症状は......


起立性低血圧、立ち眩み、フラフラ感、低血圧、やる気が出ない(意欲の低下)、集中力の欠如、イライラする(低血糖)、風邪・花粉症などのアレルギー(免疫機能低下)、朝がだるい(夕方になると少し楽になる)、朝起きられない、性欲減退、生理不順、PMS、人生楽しくない(うつ傾向)、疲れが取れない、眠れない・すぐに眼が覚める(睡眠障害)、無気力・無関心、むくみ、冷え性、頻尿、体重減少または増加、湿疹、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、頭痛、難聴、自殺願望など。


副腎疲労に対しての処置


1.全てのストレスから逃れて、とにかく身体を休ませる


2.睡眠時間の確保
睡眠を沢山取ると副腎の抗ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌が増加します。


3.規則正しい生活
副腎の抗ストレスホルモン(コルチゾール)は朝8時に最も多く分泌されます。
夕方になると分泌量は減少し、夜はほとんど分泌されません。
昼夜逆転の生活ですと副腎が休めず、疲労・枯渇してしまいます。


4.栄養療法
副腎疲労に特に関わるのはビタミンCです。
血液中を1とすると、脳は血液中の20倍、白血球は80倍、副腎にはなんと150倍の濃度のビタミンCが含まれています。
ビタミンCが多く含まれる臓器はそれだけビタミンCが必要であることを示しています。
ビタミンC不足になると脳の機能が低下し、免疫機能が低下します。
副腎はビタミンC濃度が非常に高く(血液中濃度150倍!)
ビタミンCは副腎の抗ストレスホルモン(コルチゾール)の生産に不可欠で、ビタミンCの不足は副腎疲労(機能低下)を引き起こします。


5.施術
頭蓋骨や内臓、背骨、筋膜の調整で全身の体液循環を良くして、身体の回復機能を向上させてホルモンバランスを含めた自律神経機能を整えることで副腎疲労に効果があります。


副腎疲労・枯渇には1〜5を3カ月から6カ月続けることで回復していきます。


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