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低血糖症 甘い物は自律神経を乱す

疲れた時についつい甘い物を食べていませんか?
その間食が自律神経を乱し、低血糖症といわれる状態に陥りやすくなるのです。
甘い物で元気になったような気がするのは単に血糖値が上がったからです。
甘い物に疲労回復効果はありません。
むしろ弊害の方が圧倒的に多いです。

低血糖症

低血糖症とは単に血糖値が低くなるだけではなく、
血糖値が高くなったり、低くなったりする状態もあり
その状態になると体内の環境が急激に変化するので身体は疲労を起こします。


低血糖症の主な症状

頭痛・めまい・ふらつき・手足の震え・目のかすみ・やたらまぶしく感じる・強い眠気・不眠・気を失いそうになる・感情のコントロールが出来ないなど

自律神経失調症やうつ病と似た症状を起こします。

糖類(炭水化物や砂糖)は体内で分解されブドウ糖になります。
脳や筋肉、内臓で消費され、余ったブドウ糖はグリコーゲンという形で筋肉や肝臓に貯蔵されます。

食事や飲料に含まれる糖は4種類あります

単糖類(分子数1個)...グルコース(ブドウ糖)、フルクトース(果糖)、ガラクトース
(穀物、はちみつ、果物、牛乳、母乳、ブドウ糖サプリなど)

2糖類(分子数2個)...砂糖、麦芽糖、乳糖(サトウキビ、水飴、牛乳、母乳など)

オリゴ糖(分子数3個)フラクトオリゴ糖
(玉ネギ、ごぼう、大豆、みそ、オリゴ糖入りの甘味料など)

多糖類(分子数数万個)でんぷん、セルロース(米、小麦、じゃがいも、豆類など)


体内に摂取された糖は消化吸収され、糖類の分子は分解されていきますが
多糖類は分解されるまで時間が掛かるので血糖値がゆっくり上がります。

一方、単糖類は分子数が少ないので分解する必要がなく、舌や胃からすぐに吸収します。
そのため血糖値が急激に上がります。

その急激に上がった血糖値を下げるために
膵臓からインシュリンを分泌します。

そのインシュリンが必要以上に血糖値を下げてしまうので低血糖状態になり、疲れを感じて、
再度甘いもの(糖類)がもっと欲しくなり、また摂取して同じことを繰り返します。

この状態が続くと膵臓が疲労してインシュリンの分泌を正常に調節出来なくなります。

インシュリンの分泌が急激に多くなったり、少なくなったりして
血糖値も高くなったり、低くなったりして糖尿病と診断されてしまいます。
生活習慣病の糖尿病はインシュリンの感受性が低下します(改善には運動が必要)

低血糖状態になると今度は血糖値を上げるのにアドレナリンや甲状腺ホルモンが分泌されます。

そのため精神的に緊張したり、イライラしたりします。

アドレナリンは交感神経支配のため、不安、怒り、恐れといった感情や動悸、心悸亢進、胸が苦しい、息切れ、高血圧などの自律神経症状が出やすくなります。

また、下りすぎた血糖値を上げるのに副腎も使われます。
副腎はストレスに対抗するホルモン(コルチゾール)を分泌するので
糖類を取りすぎると副腎が疲弊して、副腎疲労を起こします。
副腎疲労も自律神経失調症やうつ病と似た症状を起こします。


低血糖症は精製された炭水化物(特に単糖類)を摂取すると悪化します。
お菓子や甘いものは禁止。
調理に使う砂糖やみりんも少なめにしましょう。


血糖値の急激な上昇を抑えるには繊維質。
食物繊維には水に溶ける水溶性食物繊維と水に溶けない不溶性食物繊維があります。
(食物繊維は、水溶性 1:不溶性 2 程度のバランスになることが理想的)。

水溶性食物繊維が多く含まれる食品はアボカド、オクラ、山芋、海藻類、ごぼう、納豆など。

炭水化物(糖質)の消化・吸収を緩やかにし、血糖値の急上昇を防ぐ効果、コレステロールなどの余分な脂質を吸着し排出するなど、体への吸収を抑制する作用があります。また、腸の粘膜を守る効果、善玉菌を増やす効果もあるため、整腸作用があります。

不溶性食物繊維が多く含まれる食品はインゲン豆、おから、あずき、えのき、切り干し大根、アーモンド、干し柿、小麦ふすまなど。

不溶性食物繊維の効果は腸内環境の改善とデトックス効果です。
不溶性食物繊維は水に溶けない食物繊維で、胃や腸で水分を吸収し大きく膨らみます。これにより、腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を活発にし、便通を促進します。体にとって有毒な、ダイオキシンなどの物質を排泄するデトックス効果も。
ただし水分摂取が肝要です。

甘いものを沢山食べると、糖をエネルギーに代謝するのにビタミンB1が沢山使われます。
そのためビタミンB1が不足すると脳が働かなくなり、倦怠感が出て、感情のコントロールが出来なくなります。
精製された穀物や砂糖などが自律神経システムを乱しているのです。

また余分な糖は活性酸素が発生しやすく、がん細胞が活性化します。

活性酸素によって身体や脳の血管がボロボロになり、脳が縮みやすくなり痴呆に大きく関係します。

精神や感情を安定させるセロトニンは20種類のアミノ酸(タンパク質)で作られます。

人間に絶対必要なもので体内では作られず、体外から摂取するしかない8種類のアミノ酸を必須アミノ酸といいます。

必須アミノ酸は肉、魚、魚介類に多く含まれています。
米や小麦粉、野菜、果物には僅かしか含まれていません。

甘いもの(糖類)ではセロトニンが作られる量は少なく、すぐに無くなってしまいます。
セロトニンが無くなると落ち込んだり、イライラしたり感情のコントロールが出来なくなります。

アイスクリーム、ケーキ、スナック菓子、清涼飲料水、チョコレート、クッキー、ドーナツ、キャンディなどの嗜好品は中毒性があり、脳内麻薬であるエンドルフィンが大量分泌されて「幸福感」を感じてなかなか止められません。

しかし「幸福感」を感じる一方で低血糖症や副腎疲労、自律神経失調症、うつ病を発症させる原因になります。

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